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「地粉ざるうどん(550円)」@道の駅くろほね・やまびこの写真わたらせ渓谷鉄道に沿って山に分け入り。道の駅で出会った群馬県産小麦のかたまり、地粉ざるうどん。

群馬県桐生に来ています。桐生には、桐生うどんと呼ばれているうどんがあります。もともと小麦の生産が盛んで群馬県内には全国区で有名な水沢うどんのほかに館林やここ桐生でもおいしいうどんが食べられます。桐生ではうどん店が協力し合ってスタンプラリーを実施したりマップの作成などPRに余念がありません。

日帰りでやって来た桐生の小さな旅。〆は桐生うどん、って決めておりました。市内の人気店という選択もあったのですが、ここでは次回訪問の下見を兼ねて鉄道沿いにわたらせ渓谷を見がてら、うどんもいただいちゃう欲張りプランでいくことにしました。

先ず向ったのは鉄道の始発である大間々駅。駅前商店街もロータリーもない地味な駅でした。電車の写真を撮りたくて駅員に話をすると入場券を買って中に入るといいようなことを言われましたので、従います。実はこの人気の鉄道が今経営的に苦境の中にあります。救おう会みたな団体もあるほどです。入場料では何の役にも立たないでしょうが、気は心で。大間々駅で休息をとっている電車の姿をデジりました。

国道122号線をどんどんすすむと、所々に東国文化歴史街道という看板を目にします。左が山、右が谷になっていて鉄道は進行方向の右にありますが、国道との高低差があって鉄道を見ることはほとんどありません。目指しているのは道の駅くろほね。ここに行けば地元の手打ちうどんが食べられるはず。くろほね、って最初は黒骨だと思ってなんちゅう土地やと思いましたが、黒保根であることが分かり、少々落胆。やっぱりドラマちっくがええなあ。

やっとの思いで道の駅に到着。16時になっていました。ここもお決まりの地元の農産物を売る棟と食事の棟が分かれていて、まずはお買い物から。ここで大発見がありました。探していた箒草で作ったほうきが売られていたのです。なかなか見かけることがなくなった箒です。インテリアとしても優れた手芸品だと思います。気をよくして食堂の棟に向います。券売機を見つけて近づくと、

本日の食事は終了いたしました。

が~ん。うどんを食べないとこの小さな旅は終わらない、っと思ってここまでやってきました。動揺してます。どうしようか?そうね、まずは、ソフトクリームを食べて落ち着きましょう。

これがまたうまいソフトでしたね。喉が渇いていたというか、うどんなしで興奮していた、のも少しは影響してたかな。ソフトを持って、食事終わりましたの券売機の前で記念撮影。うらめしや~。

さ、どうする。食堂のおばちゃんたちは、やれやれの時間で食堂の一角に皆で座って談笑しています。さ、佐田啓二の登場。演技開始。

あのお、っておばちゃんのグループに近づきます。

お休み中すみません。実は千葉から(これがキーワード)ここの地粉うどんが食べたくてやってきたのですが、何とか1杯、いや少しでも作ってもらえないでしょうか?いえ、あのあちらで待ってますので、相談してください。

ネゴシエーション開始です。状況を説明して、相手に下駄を預ける、これが鉄則です。しばらくして、おばちゃんの一人が行列のほうに歩いてきます。

お待たせしました。天麩羅は出来ませんが、うどんだけならご用意いたします。

やったあやったあ、ヤッターマン。うれしいですねえ。やっぱり、これが地方の、日本の正しい食堂なんですね。1人前、地粉ざるうどん(550円)を作ってくれるんです。後で調べたら、ここで食事が出来るのは15時までなんです。この時は知りませんでしたので、交渉しましたが、知っていたら諦めていたでしょう。

さ、おばちゃんが運んで来てくれました。

なんじゃあこれ?ぶっというどんがとぐろを巻いてます。地粉というのは、国産小麦農林61号で群馬で盛んに栽培されている品種です。なんという迫力なうどんなんでしょうか。こんなの見たことありません。早速箸で持ち上げますが、重くて重くて。なんとかつゆにぶっこんでいただきます。

これがまたサプライズで、見た目剛のうどんが、腰砕けの腰わずかのうどんでした。こうなっちゃってましたか。埼玉の田舎でよく似た食感のうどんを食べたことがありますが、こういうものなんでしょうね。茹で置きされているうどんです。しかし、味はいい。小麦粉の塊をわっしわっし食べている感じでしたね。うどん、という概念で食べるとなんでやねん、でしょうが、こういう郷土料理だと思って食べると小麦の風味がいとおしくなります。

食べていたら、見知らぬ中年の男性が行列に声を掛けてきました。

どうですか?地元のうどんは?

???ダレ???

あの、この道の駅のオーナーです。今日はガスの点検があって火を落としてしまって、申し訳ありませんでした。

え~、社長さんでしたか。いえいえ、無理言ってうどんを作ってもらいました。こういううどん、初めてです。正直、うどんと思って食べるとちょっと感じが違いますが、この地方の食べ物だと思うと、なかなか味わい深いです。どうもありがとうございました。

おばちゃんが社長に言ったのかなあ?今、佐田啓二似の方が来てうどん食べたいって言ってますけど、どうしましょうか。

いやあ、最後まで良い思いでが残った桐生への小さな旅でした。

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