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枚方で降りて、ローカル線で村野まで行きました。休みの日でしたが、人が一人も乗っていない電車で村野に降りたときは、おいおいって感じでしたね。磁石を頼りに、この日は結構暑い日でしたが、ちょっとしたワンダー・フォーゲル。てくてく歩いていくと、北川という小さな川にぶつかり、しばらくは川と併走。いなかだなあ。川には野鴨がいてカメがいて。記念撮影してあげました。地図と磁石がある限り迷子にはなりません。とうとう、楽々の看板を発見。これで、食べられるう、と一気にスピードを落としてゆっくりお店に接近。到着は開店30分前で、シャッターポジションでした。定刻に開店。一番でカウンター席に座りますが、周りを見ると8人入店してました。カウンターの前が厨房で、テーブル席がちょうど座ったうしろにあります。メニューを見て、さっと決めて、目の前でコップにお水を入れている女性に告げます。すみません、オーダーいいですか。それでは、ぶっかけ(冷)とちく玉天で、お願いします。ええ、天ぷらは別皿ではなく、一緒に乗せちゃってください。(それだけ洗う皿が減って、洗剤の使用量が減って、水処理場の負荷が減りますから。)オーダーで迷ったのは、セットもので、かやくご飯か卵かけご飯がつくやつ。魅力ですが、もしぶっかけで余力があったら、温かいうどんも1杯食べたいという気持ちもあって。まずは、ご飯系はスルーしておきます。さんざん歩いたので、冷(ビ)の線も太かったのですが、これもスルー。左手奥から店主の登場。目の前の小さな釜に熱湯を入れ、うどんを入れ。随分小さな鍋だなあ、なんて思いながら店主の動きを見てました。うどんを菜ばしでぐるぐる混ぜていて、手が止まることはありません。ときどき2,3本つまみあげて、うどんの透明度を見て確認しています。すると、あれえ?金属のフタをして、ハンドルでしめこみ。な~んだ、これ圧力鍋だったんですね。だから小さいんだ。圧力鍋で煮詰めながら所定の時間が経過し、すばやく蓋を開け中のうどんを取り出し。冷水で洗い洗い洗い、最後は氷水をぶっかけて、オーダーごとのどんぶりに投入。ココまでが店主の仕事で、後工程は3人の女性の仕事です。つゆ、天ぷら、トッピング、薬味などを準備して配膳する。手際よく仕事が進み、シャッターを尊敬していただき1番目の配膳となりました。うどんは、表面が透き通っていて、少し柔らかなのかな。エッジはそれほど立っていません。天上灯の光を反射してきらきらしてます。半身になったちく天と玉天。それに、はなかつお、ダイコンおろし、おろし生姜、青ネギにかぼす。シンプルな布陣です。うどんを、といきません。ちく天がうまそうだったので、がぶりんちょ。うめ~~。食感がもっちりこん。すごい発明だなあ、このちく天。うまさに安心したので、うどんと薬味を全部一斉に混ぜ始めます。おも。じつに重い感じで、混ぜにくい。うどんが長い。箸で全部持ち上げて食べることが出来なかったので、まず食べちゃうことに。おお、うめえなあ、と瞬開思って噛み切ろうとしますが、噛み切れません。なんじゃい、こりゃあ。うどんが、伸びるんですよ。お餅みたいな食感のうどんが、何と伸びる。伸びてしまうから、歯でぱつんと噛み切れない。噛み切ろうとすると、どんどん伸びていく。無理無理噛み切って、口のなかで回して、うんぐうんぐ。まあ、うどんのうめ~~こと。こんなうどん、あり?うどん断面の半分くらいは、茹でがきいて柔らかいのに、中心部がもちのような弾力と伸びがある、そんなうどんです。もちろん、生まれてはじめての体験。うどんを味わうのに、苦労します。ちゅるちゅる、とはいかない。でも、食べての旨さは抜群ですね。よくこんなうどん、発明するよな。カウンター席の前には2枚のお知らせ紙があります。曰く、1枚には出汁の出所が書かれてます。(後で店主にお話して、撮影許可をいただきました。)楽々のお出汁礼文島香深産本利尻昆布焼津産または枕崎産鰹節土佐清水産宗田節牛窪産うるめ節、さば節もう一枚楽々のお饂飩(寿命15分のち普通のうどん)「表面は水分たっぷり柔らかく、中心部はお餅のような粘りゴシ」食べて感じた食感が、お店の意図しているところと同じだったので、ちょっとうれしかったな。そうそう、忘れてはいけないのが、このうどんを支えているぶっかけだしですね。でしゃばることなく、これはものすごく良くできた出しだと思いました。深い醤油あじ。最近立て続けて食べているぶっかけうどんですが、どこよりも頭ひとつ上を行く出汁だとかんじました。うどんは、はるか上を行く、数段上、雲の上、の感じかな。もうおいしいと、にこにこ、にこちゃん顔で食べました。ちく天、玉天も完璧。おかあさんが、一生懸命天ぷらのたねを作って揚げてました。お料理上手なんですね。もうココまで来たら、温かいうどんを食べて帰らないと後悔します。すみませ~ん、このあと、温かいきつねうどんをお願いします。また同じルーチンで麺が茹でられて、さ、今度は熱いお出汁に入ったきつねうどんです。どんぶりは大きく、ゆったりうどんを泳がせている感じ。おあげさんの大きいこと。出汁はクリアです。大きなどんぶりなんで、ここはおおきな木のレンゲで出汁スープをいただきます。む~ん。魚節の香りが立ってます。味はほんとうにうす味。けど、うまいなあ。ちょっとあっさりなんで、肉うどんなんかいいかも。お揚げは、甘く炊き込んでいて、これは想像したあじです。温かいだしの中で泳いでいたうどんも、氷水でしめたほどのお餅感はないものの、60%くらいのお餅度は残ってました。やはり、モノが違う。これも完食しましたが、二者択一なら、ぶっかけのほうをお奨めします。どちらにしろ、お餅度を楽しむことができ、うどんの進化系の不思議食感を楽しむことが出来、うどんのうまさは果てしなく進歩していくことを予感させるすばらしい2杯でした。レジで店主とお話できました。工夫を重ねて、情熱をもって、きょうよりあす、と思う料理人の迫力を感じました。すばらしいうどんでした。
定刻に開店。一番でカウンター席に座りますが、周りを見ると8人入店してました。カウンターの前が厨房で、テーブル席がちょうど座ったうしろにあります。メニューを見て、さっと決めて、目の前でコップにお水を入れている女性に告げます。
すみません、オーダーいいですか。それでは、ぶっかけ(冷)とちく玉天で、お願いします。ええ、天ぷらは別皿ではなく、一緒に乗せちゃってください。(それだけ洗う皿が減って、洗剤の使用量が減って、水処理場の負荷が減りますから。)
オーダーで迷ったのは、セットもので、かやくご飯か卵かけご飯がつくやつ。魅力ですが、もしぶっかけで余力があったら、温かいうどんも1杯食べたいという気持ちもあって。まずは、ご飯系はスルーしておきます。さんざん歩いたので、冷(ビ)の線も太かったのですが、これもスルー。
左手奥から店主の登場。目の前の小さな釜に熱湯を入れ、うどんを入れ。随分小さな鍋だなあ、なんて思いながら店主の動きを見てました。うどんを菜ばしでぐるぐる混ぜていて、手が止まることはありません。ときどき2,3本つまみあげて、うどんの透明度を見て確認しています。すると、あれえ?金属のフタをして、ハンドルでしめこみ。な~んだ、これ圧力鍋だったんですね。だから小さいんだ。
圧力鍋で煮詰めながら所定の時間が経過し、すばやく蓋を開け中のうどんを取り出し。冷水で洗い洗い洗い、最後は氷水をぶっかけて、オーダーごとのどんぶりに投入。ココまでが店主の仕事で、後工程は3人の女性の仕事です。つゆ、天ぷら、トッピング、薬味などを準備して配膳する。手際よく仕事が進み、シャッターを尊敬していただき1番目の配膳となりました。
うどんは、表面が透き通っていて、少し柔らかなのかな。エッジはそれほど立っていません。天上灯の光を反射してきらきらしてます。半身になったちく天と玉天。それに、はなかつお、ダイコンおろし、おろし生姜、青ネギにかぼす。シンプルな布陣です。うどんを、といきません。ちく天がうまそうだったので、がぶりんちょ。うめ~~。食感がもっちりこん。すごい発明だなあ、このちく天。うまさに安心したので、うどんと薬味を全部一斉に混ぜ始めます。おも。じつに重い感じで、混ぜにくい。
うどんが長い。箸で全部持ち上げて食べることが出来なかったので、まず食べちゃうことに。おお、うめえなあ、と瞬開思って噛み切ろうとしますが、噛み切れません。なんじゃい、こりゃあ。うどんが、伸びるんですよ。お餅みたいな食感のうどんが、何と伸びる。伸びてしまうから、歯でぱつんと噛み切れない。噛み切ろうとすると、どんどん伸びていく。無理無理噛み切って、口のなかで回して、うんぐうんぐ。まあ、うどんのうめ~~こと。こんなうどん、あり?うどん断面の半分くらいは、茹でがきいて柔らかいのに、中心部がもちのような弾力と伸びがある、そんなうどんです。もちろん、生まれてはじめての体験。うどんを味わうのに、苦労します。ちゅるちゅる、とはいかない。でも、食べての旨さは抜群ですね。
よくこんなうどん、発明するよな。カウンター席の前には2枚のお知らせ紙があります。曰く、1枚には出汁の出所が書かれてます。(後で店主にお話して、撮影許可をいただきました。)
楽々のお出汁
礼文島香深産本利尻昆布
焼津産または枕崎産鰹節
土佐清水産宗田節
牛窪産うるめ節、さば節
もう一枚
楽々のお饂飩
(寿命15分のち普通のうどん)
「表面は水分たっぷり柔らかく、中心部はお餅のような粘りゴシ」
食べて感じた食感が、お店の意図しているところと同じだったので、ちょっとうれしかったな。そうそう、忘れてはいけないのが、このうどんを支えているぶっかけだしですね。でしゃばることなく、これはものすごく良くできた出しだと思いました。深い醤油あじ。最近立て続けて食べているぶっかけうどんですが、どこよりも頭ひとつ上を行く出汁だとかんじました。うどんは、はるか上を行く、数段上、雲の上、の感じかな。もうおいしいと、にこにこ、にこちゃん顔で食べました。
ちく天、玉天も完璧。おかあさんが、一生懸命天ぷらのたねを作って揚げてました。お料理上手なんですね。もうココまで来たら、温かいうどんを食べて帰らないと後悔します。
すみませ~ん、このあと、温かいきつねうどんをお願いします。
また同じルーチンで麺が茹でられて、さ、今度は熱いお出汁に入ったきつねうどんです。どんぶりは大きく、ゆったりうどんを泳がせている感じ。おあげさんの大きいこと。出汁はクリアです。大きなどんぶりなんで、ここはおおきな木のレンゲで出汁スープをいただきます。む~ん。魚節の香りが立ってます。味はほんとうにうす味。けど、うまいなあ。ちょっとあっさりなんで、肉うどんなんかいいかも。
お揚げは、甘く炊き込んでいて、これは想像したあじです。温かいだしの中で泳いでいたうどんも、氷水でしめたほどのお餅感はないものの、60%くらいのお餅度は残ってました。やはり、モノが違う。これも完食しましたが、二者択一なら、ぶっかけのほうをお奨めします。どちらにしろ、お餅度を楽しむことができ、うどんの進化系の不思議食感を楽しむことが出来、うどんのうまさは果てしなく進歩していくことを予感させるすばらしい2杯でした。
レジで店主とお話できました。工夫を重ねて、情熱をもって、きょうよりあす、と思う料理人の迫力を感じました。すばらしいうどんでした。