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「きざみきつねうどん+トッピング(葱とゴマ)」@手打うどん 山元麺蔵の写真熱い支持を受けている山元麺蔵に行こうとやってきました。お店の開店は11時でまだ1時間以上もあります。そんなこともあろうと時間調整用のお店を用意してあります。早朝から通しでやっていて、しかも京都駅に近い。ラーメン屋1軒と中華料理屋1軒をピックアップしてありました。

ところが、またこれがなかなか見つからない。1時間近く烏丸通りから河原町通りまで駅から7条までローラーかけましたが、見つからず。結局開店時間もあるのであきらめて地下鉄に乗って東山まで。駅到着が11時5分。急いで行けば11時半には着くだろうと京都美術館目指して歩き始めました。ここから結局お店を見つけたのが12時30分。とんでもない方向で一生懸命探してました。今ルーブル展をやっており、時間があったら行きましょう。

さて、お店に着くと行列がおよそ30人。うどん屋の行列は初めてですが、とにかく並ぶことに。途中オーダーを聞きにきたりして、最初のオーダーが届いたのが結局お店到着後70分。しょうがないね。お店を探している最中、それでも地元の人(商店の人、犬の散歩中)4,5人にお店の場所を聞きましたが、全員知らない。よくあるメディアの寵児だったのかなあ、とも思いました。

この日のオーダーは、京都駅前でラーメンが食べられなかったこともあって、冷たいうどんとあったかいうどんの両方を1杯ずつ食べようと決めました。ま、ほんとの理由はほとんど2時間近く歩いてのお店さがしで、もう腹いせもやりたくて。店内連食が腹いせ?

つけ麺で、牛と土ごぼうのつけ麺、と
温かいおうどんで、きざみきつねうどんにトッピング(葱とゴマ)を。

麺が来るまでに余裕があったのでメニューをもう一度確認します。そこに山元さんの経歴が書いてありました。

それまで所属していた企業のクラブチームが解散になり、会社を辞めて独りで商売をしようと。旅に出てたくさんのそば、うどんを食べたけど、一番感動したのは富士山を見ながら食べた親戚のおばさんが作ってくれた握り飯だったと。お店のコンセプトが徐々にかたまり、打ちたて、茹でたてのうどん、天然素材を使ったつゆ、田舎のばあちゃんが作る心のこもったうどんを作ろうと。

おばあちゃんの時代はうどんをつくっていたそうですが、こころはあっても出発は素人です。それが食べログで並み居るプロのお店を押さえての高得点。どんなお味なんでしょうか。

店員さんに聞かれましたが、冷たいほうを先にいただくことにしてあります。

着席後、5分で配膳されたのが牛と土ごぼうのつけ麺です。まずは、その白く怪しくぬめぬめと光るうどんの端麗さでしょうね。しめた後丁寧に折りたたまれております。心、ですね。つけ汁は表面にごぼうのささがけがたっぷり見えていて、汁の色は味噌汁に似た褐色。ねぎとおろし生姜が添えられてます。汁の小鉢を持ち上げて少し飲んでみると、かなり濃い目のしょうゆと少しの味噌を足したような濃厚な味がします。それよりも、ごぼうの匂いが強烈に攻撃してきて、これがインパクトの強いうどんを演出していますね。

うどんを食べてみようと一本つまんできれいに盛られた山から抜き出そうとしますが、ちょっと手ごわいです。うどんが長い。どんどんひっぱりだしますが、まだ全部はでてこない。これ以上、最後までひっぱり出そうとすると、立たないと無理です。そのくらい、長い。しかたなく、途中までで食べてみます。ほう、氷でしめたのでしょう。冷たくて、うまい。うどんの弾力がこしの強さとともに食べるときに抵抗してきて、食べる悦楽を感じます。自分の感覚では、標準より1mmくらい細く感じる麺でした。

この麺をつけ汁にディップして食べてみると、汁の温度で温められたうどんが命を吹き込まれたの様にぐっとやさしくふんわりしてきて、汁との相性はいいですね。汁自体粘度が高いわけではありませんが、ごぼうや脂身が少なく、細かに包丁を入れられてふんわりしている甘辛牛肉といっしょに食べると、それこそ店主山元さんが追い続ける心があるうどんに変身していきます。こりゃあ、うまい。プロのうどん職人も負けずにがんばれ、と言いたくなる玄人はだしの深いい味です。

途中から、テーブルの上においてあった4種類の調味料を足して、チェンジオブペース。かなりの麺量と思いながらも、あっというまに完食。ポットに入れて出されたおだしをつけ汁に入れて飲んでみます。これがまたつけ汁に命を吹き込み、というか、もともとあった味と匂いが蘇生されて、ごくうまのだし汁に変貌しました。もう夢中でいただき、完飲でした。夢中に飲んでるあいだに、店員さんから、きざみきつねうどんを作りますがと聞かれ、お願いしますと。

あたたかいきざみきつねうどんが、トッピングを従えて入場。暖かいおだしが飲みたくて注文した一品です。うどんが熱でやわになっており、まったくちがう麺に感じるほどです。たっぷり入ったきざみおあげは、十分あまく炊かれていますね。ねぎとのコラボはきざまなくてもきざんでも同じインパクトがあります。こっちのうどんは、全体的に平和ムードですね。つけ麺のような挑戦的な攻撃はしてこない。このうどんだけを食べて帰ったら、麺蔵さんが目指しているものをまた違う印象で受け止めたかもしれません。やっぱり、どっちも食べるって必要なんだな。

さすが麺量のある2杯をいただき、満足の満腹です。レジで精算しているとき2人待ちでしたので、店主の麺作りを見ることができました。

すごい。手は麺を作り続けてますが、目は絶えずお客さんを見てます。食べてる、入店した、食べ終わった、それぞれのお客さんに、いらっしゃいませ、ありがとうございます。これ、できないなあ。ちゃんと目を見て言ってます。忙しいのにこれができる。松戸の日本一のとみ田の店主と同じ。やっぱりモノが違う。こっちも手を振って感謝を伝えました。

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